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2005/04/18

愛がなくても喰ってゆけます。

「愛がなくても喰ってゆけます。」についてのメモ。
・作者は「西洋骨董洋菓子店」のよしながふみ
・主人公はYながFみ、漫画家
・「この話は全てフィクションです。実在する人物とは一切関係ありません。」
・「ただし、この物語に登場するお店はすべて実在しています。」
毎回実在する都内のうまい店を舞台にエピソードが展開されるグルメ・エッセイ風ショートストーリー(1回8ページ)。作者とその周辺の人々をモデルにしているであろうことを匂わせる虚実織りまぜた(たぶん)エピソードが割と面白くて、グルメに興味ない読者でも楽しめる。と思う。

以下、感想とか。

そーか、よしながふみって、これほど食にこだわりのある人だったのか……。
「西洋骨董~」の語りっぷりは本物だったんだなあ。
そのへん、漫画家本人が詳しくなくとも、そっち方面に詳しいブレーンがついてるとかいう可能性もなくはないしなあ、と思ってたんですが、考えてみたら菓子にまつわる蘊蓄語りならともかく、食べる側がどのようにおいしいかを語るあたりは本人じゃないとなかなか出せないか。

で、作者とは異なり、自分で作るにせよ外食するにせよ、おいしい物を食べようという情熱に今一つ欠ける私ですが、それでも読んでて面白かった。作中の食べ物描写にはあまり引かれないけど、主人公のキャラが個性的で、まわりの人とのやりとりとか面白いんですわ。おいしい物に興味のある人ならもっと楽しめるだろうし、都内をテリトリーにする人ならさらに楽しめるんだろうなあ。たぶん。紹介される都内のお店は和食、中華、フレンチ、イタリアン、韓国家庭料理、ベトナム料理……と多彩。そして実在の料理を、作中の人物がどのようにどれくらい美味しいか語ってくれるわけで。

主人公の名前をYながとしつつ、主人公以外の人物のモノローグが入ったりするんで、虚実織りまぜてるんだろうなって感じなんだけど、「実」の方がどんくらいあるかが気になってしまうのが下世話ながらも人情というもの。「Dr.モローのリッチな生活」みたいに全部ノンフィクションとは言わないだろうけど。とりあえず、燃費の悪い女性はウィングス系の雑誌に小説とかエッセイ書いてる作家さんだよね。エッセイと一致してる箇所が見受けられるが、エッセイのテンションからは想像もつかないアンニュイっぷり。しかし、説得力はあるよーな。果たして。

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[関連サイト]
太田出版web
http://www.ohtabooks.com/
F編集部日誌
http://yaplog.jp/mangaf/
編集部ブログは予備知識なしにいきなり行くと、4月17日の画像にビビるわけですが。
さりげに4月8日に遠藤淑子情報があったり。

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東京近辺に住んでる方で食いしん坊ならゼヒ! 【愛がなくても喰ってゆけます。】 著者・よしながふみ。 1話1話が完結する話で(大きくはつながっているが) 話ごとに個性的なキャラクターが 美味しそうな料理を食べながら絡み合う。 要はグルメ漫画。美味しんぼとは.... [続きを読む]

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