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2005/03/15

銀河おさわがせドギー

銀河おさわがせシリーズ第5作目。
銀河は広い。広いのでいろんな宇宙人がいる。いろんな宇宙人がいるので、うさぎに似た宇宙人もいる……。うさぎに似た宇宙人たちの風景を描いた口絵(イラスト:橋本正枝)がめちゃめちゃカワイイので、この本をお持ちでない方で興味ある方は本屋さんでぜひご覧あれ。

なんか話が見えないなー、読んだの大分前だし、記憶力がなー、と思ってたら、前作「銀河おさわがせアンドロイド」を読んでいなかったことに気づいた。いやー参った参った。
というわけで、でもないんだけど邪道読みを敢行。この作品、前半はオメガ中隊駐屯地、宇宙軍新兵養成所、カジノ<ファット・チャンス>の3箇所で別々に並行展開、後半は駐屯地とカジノの2箇所になる。で、カジノのパートは読みとばしました。すみません。オメガ中隊が出てこない上、どうも前作の「~アンドロイド」で登場してフールと敵対したとおぼしきキャラが中心だったし。基本、カジノからフールに経過報告が入るだけで、オメガ中隊側のストーリーにからんでこないので、読み進めるのに全然差し支えなかったという……。せっかくフールの父親が登場するのになあ。ワタクシ的には、カジノの描写にあれほど力を注ぐところが今一つ腑に落ちません。銀河おさわがせシリーズを買う読者は、フールとオメガ中隊の活躍を見たくて買うのではないのだろうか??

オメガ中隊パートは、飛び道具とは卑怯なり、という感じ。地球人以外の隊員というと、ナメクジ系とかイボイノシシ系とか肉食恐竜系とか、「容貌で読者に媚びるような真似はせぬわ!」とでもいうような宇宙人ラインナップだった(ネコ系だとそうでもないか?)おさわがせワールドで、ウサギ系隊員の登場ですよ。いや、卑怯なキャラだ。かわいいのですべて許す、とか言いたくなるじゃないですか。読んでて楽しいもん。生真面目な性格なのもまたよし。あー、「飛び道具」というより「跳び道具」ですかね。うさぎなので。ぴょんぴょん。
で、飛び道具キャラが登場するってあたり、従来のキャラが生かしづらかったんだろうなあって思わせるわけですよね。どうも中隊全体、腰が重いかなあ。フールの能力によって導き出されるオメガ中隊の宇宙軍離れした「優秀さ」は描かれないが、フールの財力によって導き出されるオメガ中隊の宇宙軍離れした衣食住は描かれる。もう5作目だし、難しいのは判るんですけどね。

新キャラの魅力もあって、割と面白く読めたは読めたんですけどね。うーん。

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