« 3月のリマインダ | トップページ | スキップ・ビート! (9) »

2005/03/02

サトラレ (8)

かつてない衝撃的な事件が襲う第八巻。
最近イブニングに掲載されていないふうだったのでひょっとしてこの巻で完結かなと思っていたら、第一部完でした。
第二部は今年の夏からとのこと。予告ページのコピーは「光の見つめる先に、サトラレの未来がある。」。
西山光の登場で、いきなり通常思念到達範囲が50m程度から1km上限に跳ね上がったけど、同時にこの作品の風呂敷広げ度も跳ね上がったような気がする。広げすぎて作者の負担になりはしないかという心配がちょいと頭をかすめていったり。「サトラレ」って、ちょっと人とは違う天才たちが繰り広げる心温まるストーリー、みたいな感じで一話完結形式の連作で続いていくのかと思ってました。

思念波がコミュニケーション手段として用いられたことは、サトラレという種の歴史的事件になりそう。光を見てると、冨野由悠季の言うところのニュータイプを逆方向で実現している感があるような(ニュータイプについては、ちょこっと聞きかじった程度なので外してるかもしれません)。
サトラレは遺伝するということが言われてるので、すでにサトラレを親に持つサトラレは生まれてきているようですが、本当の意味でのサトラレ第二世代は、光が最初になるんだろうなあ。光はサトラレ能力を肯定的に捉えてる、たぶん初のサトラレであり、それは同じサトラレである父親との「会話」があったからこそで、サトラレを育てることができるのはサトラレであるということを示していると思う。人間は人間の中で育ってこそ人間となるのだし当たり前って話なんだろうけど、委員会は真逆の努力をしてきたわけで。そして今後も方向転換は難しいんじゃないかと思うんだよなあ……。第二部でどうなるか。

光が独り言的思考と母親を呼ぶ思考を使い分けているところを見ると、「考えてることが四六時中筒抜け」であるのがサトラレたちの自然なありようにしても、サトラレ同士では受け手側が独り言的思考は聞かないように自然にフィルタリングしちゃうんじゃないでしょうかね。で、現状の問題は受け取り側の人間にフィルタリング能力がないということにあるのかも。この辺、サトレズ能力も関わってくるかなー。んー。

なんか、作者の代わりに勝手に大風呂敷広げてるので、この辺で。

|

« 3月のリマインダ | トップページ | スキップ・ビート! (9) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/72084/3137463

この記事へのトラックバック一覧です: サトラレ (8):

» 『サトラレ-8』-COMIC [Curiosity-It's my style]
【ネタバレあり】サトラレは一部完だそうです。 自分の考えることを思念として発してしまう天才達サトラレというぶっ飛んだコンセプトな匁だな、と最初は思ったけれど、サ... [続きを読む]

受信: 2005/03/12 13:39

« 3月のリマインダ | トップページ | スキップ・ビート! (9) »