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2005/02/22

道士郎でござる (3)

毒をもって毒を制す。
この言葉が心にしみ入る第三巻。世直し団がひったくりを説得したり、家出少女を助けたり、健介がうっかり出世したり。
圧巻は芝山。ヤンキー物(死語?アウトロー物?)コミックを守備範囲にしていないワタクシには強烈でございました。

基本的に道士郎のエキセントリックさと真っ直ぐさで読ませる作品かと思うんですが、やはしワタクシ的には健助がいるからいいんですよね。小心者だったり(っていうか、あれで普通だ)、コウモリ志願だったりしても、いざというときのツボは外しません、健助殿。髪フェチでもないのに、エリカの髪について見抜いてるし。この巻でちょっと「殿」らしくなったかな。
しかし、腕っぷしのない健助が、あの高校でどうやって生き抜いていくのか。今後が楽しみ。といいつつ、生き延びた後も大変そうだなあ……とリアルに心配したり。

余談。
前の巻でひったくりの動機について道士郎と健助が「食うに困っておるのか!?」「いやぁ、それはないよ。」みたいな会話をしていて、はっとしました。ああ、そうか、そういう時代なんだな、と。場合にもよるだろうけど、ひったくりにしても、万引きにしても、聞いて真っ先に思い浮かべる動機は、遊ぶカネ欲しさ、あるいは犯罪自体が娯楽、が多いかなーと。やむにやまれぬ事情があって、とかいうのが第一予想にあがるには、一体どんくらい時代を遡ればいいんでしょうねえ? 案外、今も昔もそんなもん?

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